履かない? いや、儚い

今回はお悩みをぶちまけるコーナーです。

ここ数か月の間に何回かのライブをこなしてきました。全てバンドでの演奏です。

本来ならバンド活動は行わない私ですが、どうしても昔のよしみで誘われてしまいます。

そしてお人よしの私は断ることができない。

楽しいと思う時もありましたが、最近はそうでもないことの方が多いかもしれないと感じます。

どうしたものか・・・・

社会において人間関係というのはとても大事です。もちろん演奏の世界も同じです。

そのことは重々承知なんですが、その人間関係というやつが私の音楽生活を大きく阻害しているのではないかと最近思い始めました。

その人が好きとか嫌いではなく、そもそも誰かと一緒に演奏するという行為自体が苦痛なんです。

その苦痛の原因は何なのかと考えたところ、それはどうやら人のエゴなのではと思う次第です。

私にも当然エゴがあるわけですが、それぞれのエゴが同じ方向を向いていれば、それは相乗効果を伴ってより良いものを作る原動力となり得ます。

しかし人は成長するにしたがってエゴも変化しますので、やがてそれぞれの方向性は乖離する時が来ます。

その結果が良く言われる『音楽性の不一致』というやつです。

今の私は誰と演っても『不一致』なんですね。

特にジャズなんて音楽はエゴのるつぼですから、そんな所からは一刻も早く脱出したいという思いに至ってます。

一過性のセッションなんかはその場限りのお遊びですから気にしませんが、お客を入れてのライブとなれば話は別です。

それなりに時間をかけて準備をしなければなりませんし、常に他人のエゴとの調和を図らないといけません。

そもそも俺はこんな曲好きだったっけ?

こんなギター弾きたかったんだっけ?

そんな疑問を抱えながら練習し本番を迎えます。

人よりは幾分器用な私なので、何とか形だけは取り繕いますが、精神的ダメージは大きいです。

こんな状況はとても不健全ですね。

解決策はバンド活動から身を引くことだと思います。

それによって困る人や悲しむ人がいるかもしれません。

でもそんなことは正直どうでもいいのです。

現在の私のエゴが満たされる最大のプラットフォームはソロなので、それをやらないときっと後悔するでしょう。

気づけば50を優に超え、あと何年ギターが弾けるか分かりません。

最近また少しずつソロの小曲を作り始めています。

作っては消し、作っては消しの連続ですが、その繰り返しの中から何かが生まれるのが私のパターンですから。

まだまだ時間はかかるでしょうが、そこに集中したいので余計な活動はしたくないのです。

どんなバンドも一瞬は美しく、かっこよく輝くときがあります。そして儚いです。

履かない? いや、儚い” に対して0件のコメントがあります。

  1. オカルト より:

    誘いを断っていればそのうちに誰も誘わなくなりますよ~

    1. てつ より:

      無事に脱退、というか一時離脱の意思を伝えました。これで気が楽になりました。

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